50年以上の習慣を一掃! 家族も驚愕の催眠の成果

私は1963年に横浜市の病院で産まれました。その頃、「うつ伏せ寝の習慣をつけると、頭が良い子になる」との学説が広がっていたらしく、私も51歳になるまで、仰向けで就寝しても寝入ると必ずうつ伏せになっていました。

うつ伏せで寝ていると、窒息を避けるために、自然と頭部を必ず横に向けるようになります。その結果、脊椎に常に歪みが発生するようになり、中学生の頃から整体やマッサージに通っていました。さらに、40歳を過ぎた頃から、顎関節症にも悩まされるようになります。顎を枕に押し付けて寝ているからです。

吉田かずお先生に知り合い、催眠術を習うことになった後、このうつ伏せ寝について尋ねてみました。
「もちろん、治せるぞ。無意識が原因で起こることは催眠で何でも治せる。と言うより、催眠でしか治せないのじゃないのか。たしか。そうそう。尾崎紀世彦のうつ伏せ寝も俺が治したんだ。」と、ドリフターズに在籍していたこともあり、芸能界に知り合いも多い吉田先生は平然と応えたのでした。

就寝直前に自己暗示で「仰向けで寝るのが当り前だ。仰向けで寝られるととても気持ちいい」などと書き込んでみること約一週間。或る朝、自分が仰向けで目覚めたことに気づきました。その認識の訪れは、本当に唐突でした。

それ以降、一度たりともうつ伏せ寝に戻ったことはありません。催眠技術の持つ大きな可能性を自覚した出来事でした。催眠術を習うことに懐疑的だった家族も全員、そのあまりの効果に驚愕し、私が催眠術を使えることを疑うことはなくなりました。