『「モテる男づくり」催眠セミナー』 大好評終了!

9月6日(日)に、いつも月一回の催眠系セミナーを開かせて下さる藤田塾さんで、久々に催眠をかけて“モテる男”づくりのセミナーを開いてきました。

参加者の過半数は催眠にかかった経験がなかったので、三時間の持ち時間のうち、一時間を催眠の原理の説明に使いました。私は演芸催眠を全くやりませんし、何かで有名と言う訳でもないので、催眠の説明を分かりやすく十分に行なうことで、ラポール形成をします。

そこで、10名弱の参加者に“モテる男”の条件とは何かを簡単に議論してもらいました。塾長の藤田氏も参加しての議論の結果、「自分がモテているとの自覚があること」と「話をするときに笑顔が湧くこと」の二点に集約されました。

暗示のテーマや暗示文そのものを本人に考えさせることについては、吉田かずお先生も「プロの催眠術師の信頼感を損なうので、掛かりにくくなってしまう」と言って批判的です。しかし、既に十分な説明でラポール形成がされていて、理解した説明をもとに、自分が本当に望んでいることを考えて、暗示文に自らがまとめあげることは、とても納得感が高まり、催眠効果も相応に高くなりやすいように思います。

残った二時間の中で、一度目に「これからもっとモテるようになる」の暗示を、二度目には「人と話すと、笑い顔に必ずなる」の暗示を、集団催眠でも安定的に誘導が可能な吉田式呼吸法を用いて書き込みました。深化法などを使うことなく、全員の指やまぶたにカタレプシー反応が出るほど、深く誘導することができました。

参加者には非常に好評で、皆がにこやかに感想を述べていました。考えてみると、にこやかに感想を述べるのは、入れた暗示のせいなので、表情だけでは好評だったかは判断しかねるのですが。