速報! 『催眠技術で喰っていく』講座 開催準備中!

催眠術師になって、何をして稼ぐのかは大問題です。まず思いつくのは演芸催眠です。しかし、それで稼いでいた吉田かずお先生が、「もう、ショーで催眠を見せるような時代じゃないだろう」と言っています。如何せん、かけられた本人はともかく、周囲から見るとヤラセ感がほぼ常にありますので、かなり厳しいかなと私も思います。

催眠施術で心のケアをする分野もありますが、医療とのせめぎ合いでビジネスとして伸ばすのは相応にリスキーかもしれません。前世を見せたりするスピ系のサービスも、結局、催眠術単体のサービスではなく、占いサービスの一環の位置付けに見えます。マジシャンやメンタリストの技術の“部分”としての催眠技術も同じ構造です。

残った食い扶持は、乱立する「催眠術そのものの教授サービス」です。しかし、喰っていけない資格の保有者の多くは、その資格取得教育に職を求めるのと、一緒の構造で、業界(?)全体でみてあまり建設的ではないように私には思えます。

吉田かずお先生は、その半世紀以上の催眠歴の中で、武道、セックス、株取引、ゴルフ、資格取得、薬物依存、引き寄せ…とありとあらゆるテーマに催眠を持ち込んで、“催眠術ビジネス”を作ってきた人物です。私も既成の催眠術の枠に捉われないために、催眠術師ではなく「催眠技術研究屋」を名乗ることにして、「催眠スピーチ術」や「催眠ホレさせ術」、「催眠セックス術」などのコンテンツの提供をしてきました。

そこで、吉田先生の催眠ビジネス観を学び、世の中のニーズに合わせて「催眠技術で喰っていく」ための講座の開催を企画しています。

“取らずにはいられないが、取っても喰えない足の裏の飯粒”と揶揄される多くの資格。催眠技術を“喰える飯粒”に変える、類例のないセミナーが開催できればと思っています。