女性の“婚活”にはずみをつける催眠技術

先日、結婚相談所の経営者とお話しする機会があったので、女性の婚活がうまく行かない要因についてお尋ねしてみました。

「残念ながら、男性はやはり若い女性が好きって言うことが、まず前提にあります。最近は男性の方が『子供を欲しい』と言うことが多いので、高齢出産の年齢が近くなってくるだけで、女性側は圧倒的に選択肢が狭まります。その現実を踏まえなければならないのですが、或る程度、年齢が高くなったからこそ、自分の今までの生活スタイルへのこだわりを持ったり、自分の思い描く理想像に執着したり、そういうことが、女性の婚活上の最大の障害になっていると思いますよ」。

それで、催眠術で何かできますかと尋ねられたので、ちょっと考えて答えてみました。
「そうですね。好きになる男性の条件や、その条件に対する『こうでなくちゃダメだ』って言う思い込みも、実際には自分が意識して判断できることじゃなく、無意識の中のどこかに、今までの経験や知識の積み重ねや、遺伝的な要素から決められているものだと思うんです。だとしたら、無意識を書き換えるのが催眠技術ですから、効果が出るはずですね」。

その後、「好きになる男性の条件を変えること」や、「今、アプローチされている男性の長所が目に付くようになること」や、「今までの条件に対するこだわりを解消すること」ができそうと、アイディアを出しました。

名曲『曽根崎心中』で「無駄だとわかってやめられるのなら、恋わずらいとは呼ばない」と中島みゆきは歌っています。催眠技術なら、体面もコスパも理屈も全部抜きで、人を心底好きになることができるのです。