吉田ヒプノロジー研究所から今まで接点のあった方々にメルマガを出すことになりました。主な部分の文章作成は、ヒプノテクスS&Lの私、石川が担当しています。
催眠術と言うと、どうしても、催眠ショーや催眠実演会の場の印象だけが先走ってしまいますが、「対象者を変性意識状態に導くことで、対象者の無意識に暗示の形で命令を書き込む技術や原理」を何でも含めて考えるのが、吉田かずお先生の「吉田式催眠観」です。
吉田式催眠観と言っても、（本人には当たり前のことなので）吉田先生自身もピンと来なく、いちいち説明するのも大変なので、私は勝手に「催眠技術」と「吉田式催眠観」全般を総称しています。
「あんなことを30年前にできたら、一生食って行けるような曲芸になった。今はできる奴はゴロゴロいるし、どんどん増えている。インターネットの画像が普及したせいで、『あんな風に自分も絶対にできるはずだ』とイメージしやすくなった。それはつまり、自己催眠がしやすい環境になったということだ」。
以前、スケボーのハーフパイプの競技をYouTubeで見たと吉田先生が言っていた言葉です。日常のあちこちに催眠技術の原理を見出す、吉田先生の催眠観が感じられます。逆に言えば、スケボーの上達をさらに加速させることにさえ、催眠技術を適用することができることになります。
人間のすべてを支配する無意識に働きかけるが故に、日常のどこにでもある催眠技術の可能性を、基本的なネタにしたメルマガを世の中に発信していきたいと思っています。
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