ラポール形成解説電子書籍 発売開始!

「ラポール形成」は、吉田かずお先生の行なう吉田式の催眠施術の中で最も重要なプロセスと言われています。相手との信頼関係を築くという意味合いで、営業や恋愛、就活などの多種多様な分野のハウトゥー本でも使用されています。けれども、そのケースやテーマによって、そして解説者によって、そのニュアンスや定義は同じではありません。

実践催眠の第一人者と言われる吉田先生は、自分の催眠技術を体系立てて語ることがありません。吉田式催眠技術で行なわれている「ラポール形成」とはどのような意味合いのことで、どのように行なわれるのかが、明確に述べられた文章はありませんでした。

そこで、催眠についての書籍や、催眠に関係する分野の書籍に目を通し、その各々で語られるラポール形成の意味を踏まえつつ、吉田式催眠術におけるラポール形成の意義や方法論を文章にまとめてみることにしました。

そうして漸く完成したのが、電子書籍『吉田かずお式催眠術のカナメ ラポール形成を徹底解剖する: 催眠誘導をより確実に行なうための方法論』です。まだまだ「試案」の域を出ない「私案」ですが、催眠施術におけるラポール形成の流れを図解することも電子書籍の内容で初めてチャレンジしてみました。

初の図解さえ導入しなくては上手く概念をまとめきれない茫漠たるテーマでしたが、何とか形になりました。営業や恋愛、就活などの場面に活かすには、未だ咀嚼が足りていないかもしれませんが、催眠誘導を行なう際のラポール形成の方法論を具体的に考える材料としては、十分盛り込めたのではないかと思っています。

色々な立場の方々がラポール形成を考える時のスタートラインやたたき台として戴ければ幸いです。