『催眠スピーチ術 個人セッション』@青山 大好評終了!

先日、青山の貸会議室で、『催眠スピーチ術』の個人セッションを実施してきました。「催眠スピーチ」は、私が大学での講義や経営関係のセミナーを行なっていた際の、後で催眠の一種と判明した技術をまとめたもので、大好評でした。

吉田かずお先生は集団催眠を弛緩系催眠で行なうことがあります。聞き手全員をリラックスさせて変性意識状態にする手法です。深い催眠に誘導することができる反面、個別に催眠状態のムラが出やすいのが難点ではないかと私は思っています。

「催眠スピーチ術」は緊張系の催眠で、スピーチのテンポを徐々に速めて意識を集中させ、スライドなどは使わずに自分だけを凝視させて、聞き手を変性意識に引き込みます。リラックスすることが苦手な人や、こちらの言動全体に懐疑的に思っている人が居ても、緊張させることは可能ですから、聞き手全員をムラ無く変性意識に引きずり込めます。

深催眠までは行けませんが、認識や意見を変えることはできます。内定学生を辞退させないようにしたり、退職勧奨予定者にすんなり辞めて戴いたりするスピーチを、50人単位で行なったことがあります。

目線を合わせられる範囲なら可能ですので、500人ぐらいまで一気にできます。リラックスできない体勢の聞き手でも可能です。ただ、このスピーチ型の緊張系催眠の最大の利点は、「一応話は聞いてもいい」程度の弱いラポール形成しか必要としないことかもしれません。