「女性に瞬間的に催眠をかけて自分を好きにさせたい。その技術を教えて欲しい」。
そんなご要望をいただくこともありますが、『憧れの瞬間催眠術…』の記事でも書いた通り、瞬間催眠は一定条件下でしかなかなか成立しません。けれども、催眠術の原理を用いて、意中の女性が自分を好きになるように徐々に暗示を書き込んでいくことは、催眠術師でなくても、それほど難しくありません。
催眠術を教えるテキストの多くは、変性意識状態への誘導の派手なテクニックを紹介することに、紙幅を大きく割いています。おかしなことに、催眠術やその他の心理テクニックを用いた恋愛術のマニュアル本は、変性意識状態への誘導にはほとんど触れず、相手に与える暗示はどんなものかばかりを説明します。
催眠の原理をきちんと捉えるなら、相手が変性意識状態に誘導されたところに、効果的な暗示を書き込むことが必要で、誘導と暗示のどちらか一方では成立しません。けれども、催眠術師でなくては、誘導はちょっと難しいかもしれません。
そこで、誘導することなく、日常の場面で変性意識状態が発生するポイントを見極め、そこで効果的な暗示を与えるノウハウを書籍にまとめてみました。これなら、催眠術師でなくても、意中の異性の無意識に、「これからもずっと一緒にいたい」とか「この人はとても素敵だ」とかの“気持ち”を書き込むことができるのです。
『催眠を全然知らなくてもすぐできる! 催眠ホレさせ術』は、2016年3月中旬発売予定です。男性読者を意識して書かれていますが、女性が男性に暗示を書き込むのにも、もちろん、問題なく使えます。
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