2021年8月にファンに惜しまれつつ引退した伝説のAV監督、代々木忠氏は催眠技術の使い手としてもよく知られています。完璧と言えるようなラポール形成を前提としたセックスで深い変性意識状態に女性を導き、その女性を心的外傷などから解放することができている映像が多数の作品に収められています。そのような作品で描かれている事象は、催眠セックスと言う手段を使った高度に練られたヒプノセラピーと考えることができます。それもそのはずで、代々木監督は吉田かずお先生から催眠技術を学び取り、現在に至るまで吉田先生と親交が続いている関係なのです。

その代々木監督が初期の幾つかのシリーズ作品で使っていた催淫テープ（CD）というものがあります。目隠しして横たわった女性にこの音源をヘッドセットで聞かせると、物凄い性的快感で絶頂に達し、理性が吹っ飛んだ様子で達したままになるのです。長らくこの催淫テープ（CD）の内容がどのようなものかは、これらの作品を観た人々の間の関心事でした。

代々木監督はこの内容が自分が好きな男性とセックスをしているイメージを女性に書き込む催眠暗示であるとブログで明かしています。実際の撮影に使ったバージョンはかなり強烈な内容で公開できないと代々木監督は言っていますが、基本的には同じ内容が収録された作品が発売されています。

対象となる女性にきちんと同意を取った上で実験したという人々のレポートもネット上に見つかります。いきなり代々木監督作品の中の女性のような状態にはならないケースもあるものの、数度以内の繰り返しの中でほぼ同様のことが起こる程度の効果が多数報告されています。

代々木監督は数多くの心を患った女性をこの手法で救って来ていて、一時期は催眠の同調の結果と考えられますが、自分自身も重度の鬱になったことまであります。そのような所まで踏み込むことを吉田先生は止めていたのに、代々木監督は女性を救えるものと思って敢えてやったと、吉田先生は回想しています。催淫テープ（CD）の効果の信憑性は高いと考えてよいでしょう。

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