「緊張系催眠技術」関連サービス

二種類の催眠:「弛緩系催眠」と「緊張系催眠」

一般の催眠術師が催眠を掛ける時は、対象者をリラックスさせてから何かに意識を集中させるというプロセスを経ることが殆どです。特にヒプノセラピーの目的で催眠施術が行なわれる際には、このような手法で不快催眠状態に入れることが多いでしょう。このような「リラックス(=弛緩)」×「集中」を原理とする催眠誘導のありかたを、「弛緩系催眠(もしくは「弛緩系誘導」)」と呼びます。

それに対して、人間は緊張して何かに集中しても、催眠状態と実質的に同等な“変性意識状態”になります。つまり、「緊張」×「集中」でも催眠状態を起こすことができるのです。このような催眠誘導の手法を「緊張系催眠(もしくは「緊張系誘導」)」と呼びます。

使い勝手がとても良い「緊張系催眠」

安心できる状態にならないと人間はリラックスすることができませんが、緊張することなら誰でもできます。ですから、「弛緩系催眠」に比べて、催眠術師とのラポールの度合いや施術の状況などに効果が左右されてにくいのです。

緊張系催眠は、一般的な弛緩系催眠に比べて、深い催眠状態を実現することが困難ですが、そのデメリットを補って余りあるたくさんのメリットがあります。

1.ラポール形成がきちんとできていない相手にでも掛けられます。
原理的にはかけられない相手がいません。リラックスが苦手な対象者でも問題なく掛けられます。

2.数百人単位の対象者に同時に高確率で集団催眠を掛けられます。
講演やスピーチの形で聞き手に暗示を書き込めることになります。

3.狙った数時間の時間長の間「変性意識状態」を保つことも容易です。
緊張感を持って作業などを続けさせるなどして、変性意識状態を継続させられます。

4.施術の環境を選びません。対象者が何かをしていてもOKです。
騒音がする場所でも大丈夫ですし、運動中の対象者にさえ掛けることができます。

5.対象者に催眠を掛けることを告げず、催眠を掛けられます。
対象者が気付かないうちに催眠状態にして暗示を書き込むことができます。

6.瞬間催眠を初見者に対して高確率で実現することができます。
初めて会った相手でもかなり高い確率で瞬間催眠で暗示を入れることができます。

他では教えられていない「緊張催眠」の技術

緊張系催眠は、一般の催眠術師でも誘導の流れの中で一部用いていることが殆どですが、緊張系催眠だけをテーマとして、その方法論を教えたり、施術をしたりするサービスを行なっている催眠術師は、私、石川真の知り限り、存在しません。

しかし、私が催眠を学ぶきっかけになったのは、この緊張系催眠を自覚なく行なっていて色々と支障が起きていたことでした。ですので、緊張系催眠について、どのように行なうかを調べ、実際の催眠の現場に活かしています。そしてもちろん、ご希望の方にお教えすることもできます。

「催眠サービス」のページにある「催眠施術」サービス・催眠技術レクチャー」サービス・「企業向け催眠技術」サービスのどのサービスの中ででも、通常の弛緩系催眠を緊張系催眠に差し替えることができます。

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大人数を催眠状態にできる! 緊張系催眠: 催眠スピーチ術から催眠作業術まで”』石川真著

 

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